5/11 一日中点滴の交換や、排尿管の処理や血圧、体温測定など看護婦さんや医師が入れ替わり立ち代りきてくれたが、私はひたすら寝ていた。
5/12 前日と同じ。看護婦さんの働き振りにひたすら感心させられた。夕方周囲の食事のにおいで、食欲が沸いてきた。
5/13 黒川医師の許可でベッドを30度起こして良いことになった。また夕刻から食事も許可された。ただし御粥で・・・。
5/14 食事がとにかく美味しい。減塩食だが、美味しい。完食している。今日は45度までベッドを起こして良いとの事。しかし自力で起きるのはとてもしんどくめまいがする。
5/15 自力で体を起こせるようになった。しかし頭を固定せて置くのは困難。相変わらず看護婦さんは、いそがしげに身の回りを世話してくれている。便が出ないのが困ったものだ。この状態ではベッド上でオマルを使うのだろうが、六人部屋では・・・困ったものだなどと考えられる様になった。
5/16 相変わらず便が出ない。其の他は順調な気がする。夕方点滴が終了した、毎日の変化が実感できる
5/17 夕刻排尿管をはずす。車椅子でトイレに行く。しかし車椅子へ乗り降りが一人ではあやうい。